お嬢様とお坊ちゃまの恋が見られる魔歌学園生徒会役員達♡


「おいで」


れんが言う。


私はれんの胸に飛び込んだ。


観覧車は今丁度、一番高い所に到達した。


私は声を殺して泣いた。


れんはずっと、だいていてくれた。


凄く、暖かい。


凄く、幸せ。


でも、ダメ。


今日で最後。


最初で最後。


嫌でも、ダメだ。


お父様が、許してくれない限り……。

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