アメ玉

② 雪斗サイド


俺は友達の見舞いに来ていた
ある病室の前で足が止まった


『生坂永久』

っていうネームプレートを見てまさかと思った


永久にはもう関わらないってきめたのに‥


どうしても永久をあきらめたくない‥


「失礼します」


あれいない‥検診か‥


机の上に置かれた飴玉



変わってない
もしかしたら覚えてくれてるかも



俺はそう思った‥
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