甘酸っぱい彼
[百季ver]
な・・・なんなのよ。あたし、完全に避けられてる。修に話したいこといっぱいあるのにこれじゃ、近づくことも無理じゃん。
あたしは修を追いかけようとしたけれど、学校に着いてから言うことに決めた。
しばらくの間電車に揺らされて学校まであと一駅。
「ふぁ・・・。・・・ん、そろそろかぁ。」
あたしは一言呟くと伸びをした。この電車は人っ気が少なくてこの時間でも車両にいる人数はあたしを含めて五・六人。だから普段人前で恥ずかしい事とか、意外とできるんだよね。あたしの場合、伸びをするとスカートが短いから中が見えそうになるから・・・、ここは素敵な空間なんだ。そんな事考えると車両を繋ぐドアが開いた。さっき修が逃げてった三号車目だ。じーっと見ていると少し小柄で高めに二つに束ねてる可愛い子が入ってきた。その子はあたしの視線に気づくとニッコリ微笑んで近づいてきた。こ・・・この子、超可愛い。女のあたしが言うのもなんだけど、超可愛いな。その子は近づいてきて言った。
「お隣、いいですか?」
こ・・・声可愛いーーーッ☆なんだろう、癒し系って言うのかな? 天使みたいっ!
「どっ・・・どうぞっ!」
あたしはたどたどしく言った。すると、その子は話しかけてきた。
「相沢・・・百季ちゃんだっけ。修から聞いてるよ。想像以上に可愛いね。」
えっ・・・、なぜあたしを? つか、今修って・・・。
あたしがソワソワしているとその子は言った。
「・・・あたし、桜田美衣奈。修とは古い付き合いなの。あなたよりもずーっとねっ♪ あなた、男子校になんで入ったの? やっぱり男の子目当て? まぁ、その気持ち分からなくもないなぁッ。あたしも修の近くにいたいって思うもんっ。でも、まさか修じゃないよね? 修はあたしのものだから、手出さないでね?」
・・・なんなのこの子!? 天使みたいって言ったの、前言撤回っ!!!
な・・・なんなのよ。あたし、完全に避けられてる。修に話したいこといっぱいあるのにこれじゃ、近づくことも無理じゃん。
あたしは修を追いかけようとしたけれど、学校に着いてから言うことに決めた。
しばらくの間電車に揺らされて学校まであと一駅。
「ふぁ・・・。・・・ん、そろそろかぁ。」
あたしは一言呟くと伸びをした。この電車は人っ気が少なくてこの時間でも車両にいる人数はあたしを含めて五・六人。だから普段人前で恥ずかしい事とか、意外とできるんだよね。あたしの場合、伸びをするとスカートが短いから中が見えそうになるから・・・、ここは素敵な空間なんだ。そんな事考えると車両を繋ぐドアが開いた。さっき修が逃げてった三号車目だ。じーっと見ていると少し小柄で高めに二つに束ねてる可愛い子が入ってきた。その子はあたしの視線に気づくとニッコリ微笑んで近づいてきた。こ・・・この子、超可愛い。女のあたしが言うのもなんだけど、超可愛いな。その子は近づいてきて言った。
「お隣、いいですか?」
こ・・・声可愛いーーーッ☆なんだろう、癒し系って言うのかな? 天使みたいっ!
「どっ・・・どうぞっ!」
あたしはたどたどしく言った。すると、その子は話しかけてきた。
「相沢・・・百季ちゃんだっけ。修から聞いてるよ。想像以上に可愛いね。」
えっ・・・、なぜあたしを? つか、今修って・・・。
あたしがソワソワしているとその子は言った。
「・・・あたし、桜田美衣奈。修とは古い付き合いなの。あなたよりもずーっとねっ♪ あなた、男子校になんで入ったの? やっぱり男の子目当て? まぁ、その気持ち分からなくもないなぁッ。あたしも修の近くにいたいって思うもんっ。でも、まさか修じゃないよね? 修はあたしのものだから、手出さないでね?」
・・・なんなのこの子!? 天使みたいって言ったの、前言撤回っ!!!