友達と呼べない“友達”。
もちろん周りのみんなは驚いていた。


と言うか、引いていた。




彼女は汗を垂らし、我に返ったように




「わ、私だってあんたみたいなの

 
 友達なんて思ってないわ!」




張って来た。




あたしはクルッと身を翻し、


屋上へ向かった。




















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