トリップ恋物語
未来
今日から夏休み!!!!!!

・・・・・・なんだけど。

宿題がドッサリ・・・、彼氏もいません。

そして、そんなあたしは・・・。

中学二年生のおしとやか系美少女!
坂本有紗です!

なーんて、美少女戦士なんちゃらみたいに呟いてみても
この、気だるさと暑さは一向に緩和されないのであった。

両親は仕事、兄妹は遊びにいっとるし・・・。
もう、暇すぎる。

そうだ、寝よう。寝れば、この気だるさから開放されるではないか!!!

と、思い 

坂本有紗。深い眠りにつきました。
_________
「お前は、誰だ?」

『あ、あたしは・・・。坂本有紗です!坂本有紗!』

「さ・・坂本?おい、お前ら聞いたことあるか?」

「ありませんね。坂本有紗なんて名前。」

な・・・なんなの?
目の前には、黒い服のサングラスを掛けたいかにも
悪そうな人たち。

『あのー・・・。つかぬ事をお伺いしますが・・・。』

「なんだ。」

『えっとぉー・・・。貴方たちは誰ですか。そして、ここは・・・。
 

  どこですか。』

「どうして、そんなことを聞く?」

『え・・・どうしてって・・・』

本当にわかんないんですもん!
だって、ここ・・・。
見たことのない道ってか、道路に・・・。

普通に・・・。


宇宙船がとんでるんですもん・・・。


「ふっ。思ったとおりだ。こいつ、絶対あの組織の仲間ですぜ?」

「そうしかないな。場所を聞くなどもってのほかだ。」

ハ?あの組織って何?ってか、なんなのコイツら。
段々腹が立ってきた。

もう、限界です☆
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