残酷な過去
何時間経っただろう…。
外は すでに 真っ暗だった。
私は震えた足で 一歩一歩
少しずつ 家に向かった。
気がつくと目の前は 家
制服が凄く汚れていた。
親になんか 言えない…。
私はとっさに 息を大きく吸い
自分の部屋にたどりついた。
自分が汚い
汚い女 汚れた女
そう 思うと 涙が 目から
溢れ, 凄く 辛かった。
一人で この事を 誰にも
言えないまま
心の傷を 直せないことに
情けなかった…