Impression~心の声
変えたいという思い。
私はインターネットエクスプローラを開き、エアラインのチケットをとることにした。目的地なんかわからないのに。私は、羽田から那覇空港までの航空チケットを予約した。なんだか、凄く現実味を感じた。これさえあれば、私はきっと勇に会える。何処にもそんな確信は無かったけれど、私にとってはまさに夢のチケットだった。
勇の3回目のログインは2回目のログインから2週間後のことだった。
いさむ「なかなか、これなくてごめんね、この時期は忙しい時期で注文が多く入るんだ。」
香織 「そうなんだ、お疲れ様。やっぱり夏のギフトなんかに涼しそうな琉球ガラスをあげたいって思うのかな。」
私はそう言って自然に笑った。
いさむ「なんかいいことあった?」
香織 「えっ?」
いさむ「いい笑顔だったから。」
忘れそうになっていた。勇は私の顔をモニター越しに見ていることを。小さなことにも気付いてくれる、勇は確かに私を見ていてくれた。
香織 「うれしかったの。」
いさむ「なにがあったの?」
香織 「違う、勇君の声が聞けたから。」
勇が少し照れたように笑うのがわかった。
いさむ「そんなこと言われたの始めてだよ。ありがとう。」
香織 「ねぇ。」
いさむ「ん?」
香織 「私沖縄に遊びに行く。」
突拍子もない私の発言にもちろん勇は答えに戸惑っていた。
いさむ「遊びにって、どこへ?」
香織 「勇君のところに決まってるでしょ。」
勇の返事はすぐにはかえって来なかった。
香織 「迷惑?」
勇の3回目のログインは2回目のログインから2週間後のことだった。
いさむ「なかなか、これなくてごめんね、この時期は忙しい時期で注文が多く入るんだ。」
香織 「そうなんだ、お疲れ様。やっぱり夏のギフトなんかに涼しそうな琉球ガラスをあげたいって思うのかな。」
私はそう言って自然に笑った。
いさむ「なんかいいことあった?」
香織 「えっ?」
いさむ「いい笑顔だったから。」
忘れそうになっていた。勇は私の顔をモニター越しに見ていることを。小さなことにも気付いてくれる、勇は確かに私を見ていてくれた。
香織 「うれしかったの。」
いさむ「なにがあったの?」
香織 「違う、勇君の声が聞けたから。」
勇が少し照れたように笑うのがわかった。
いさむ「そんなこと言われたの始めてだよ。ありがとう。」
香織 「ねぇ。」
いさむ「ん?」
香織 「私沖縄に遊びに行く。」
突拍子もない私の発言にもちろん勇は答えに戸惑っていた。
いさむ「遊びにって、どこへ?」
香織 「勇君のところに決まってるでしょ。」
勇の返事はすぐにはかえって来なかった。
香織 「迷惑?」