short story



「星が綺麗…」



あの日星がすごく綺麗だった…



そして静かに流した涙を晴輝はたぶん知っていて知らないふりをしたんだと思う。


あの日晴輝が教えてくれたこと…

1人で抱え込んじゃいけない。
1人じゃ持ちきれなくなるから。



「茉莉?そろそろ家に帰ったら?心配してるんじゃない?」



「晴輝こそ…」



「ははっ…そーだな〜…帰ろっかな〜」



「じゃーな茉莉っ!もー家出するなよー笑」


「うんーまたねー晴輝ー!」



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