人魚姫


俺は今海の中の洞窟にいる
きららがくれた薬草を飲むとなぜか海の中でも目があけられるし息もできた


『おや、きらら姫かい』


「はい。魔女様…今日はお願いがあってやって参りました」


『その男を人魚にしたいのかい?』


何で分かるんだ?


『魔女だからだよ。』


俺の心の声が…


「はい。太陽を人魚にしてほしいんです。」


『太陽とやらも承知の上じゃな?』


『はい。俺人魚になってきららを守りたいんです』


『昔にもそんな奴がいたねぇ。きらら姫のお願いだ…仕方ないね。分かったよ』

「『ありがとうございます!』」


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