人魚姫

『父は人魚。母は人間だった。母は父と結婚するために魔女に頼んで人魚にしてもらい、二人は結ばれた。そして、私…人魚のソフィが産まれた。その三年後…太陽が産まれたの。でも太陽は人間だった。両親は太陽を人魚にしようと魔女に頼んだ。でも魔女は『お前たちの願いは一つ叶えたはずだ。欲を出してはならん。その子は人間だ。』そして私たちは離れて暮らすことになった。でも両親は太陽をずっと愛して毎日海の近くの家まで育てに行ってた…でも、両親は嵐の日に行方不明になった。それから帰ってきてないわ。』


俺…馬鹿だ。ずっと捨てられてたと思ってた。俺のせいで…


『俺のせいで親父たち…』


俺どこまで最低なんだよ…