人魚姫


『違う!太陽は悪くない!誰も悪くないんだよ。』


姉ちゃんは俺の頭を撫でた


『あったけぇ。母ちゃんみたいだ。』


『いつか会えたらお母さんの代わりしたかったの。』


俺達は他愛ない話で盛り上がっていた


そこに、きららがやってきた


きららは涙目になりながら遠くへいっちまった


『きらら…』


『ごめんね…私のせいで』


『いいよ。ちょうどいいからきららに姉ちゃんのこと言わなきゃな。』


『太陽…もう動けるね?』


『ああ。』


『行ってきなさい』


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