人魚姫


『そんなに固くならなくてもいいんだよ。君には一つ謝らなくちゃいけないことがある。きららのために人魚にしてしまってすまなかった…』


『違うんです!俺が…きららさんとずっと一緒にいたいから、守りたかったから人魚になったんです。後悔なんかしていません。』


きらら…横でうるうるすんなよ…


ぎゅっ


『え…?』


王様が今俺を抱きしめてくれている…


あったけぇよ…


『君は何て素晴らしい子なんだ…すまないね…』


『俺、親にこんなことしてもらったことないから嬉しいです。』


きらら…泣くなよ…


俺も…泣いてしまった


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