32才の愛しいネコさん
ネコside
「シュウ私ね、体重また5キロ太ったの。性格は悪いし!料理は出来ないし!それに顔も最近シワ出てきたし、胸は大きいけど垂れ気味だし、足は大根みたいだし、髪の毛なんかくせっ毛でもしゃもしゃだし!お腹でて…うっぷ!?」
狂ったように話しだした私を シュウは突然抱きしめた。
あったかい、いい香りがする。
大きなシュウの手の平が私のもしゃもしゃな髪を優しくなでてくれている。
涙がボロボロ出てきた。
「私の…ヒックッいい所って…ヒックッなか゛ったの…わがんなくで…ないんだもん。さがじても…ヒック」
グイッと両手で私の頬を包み、顔を上に上げさせられた。
シュウと目が合う。
涙と鼻水でグシャグシャな私の顔を見られるのが恥ずかしいくて目をギュッと閉じた。
その次の瞬間、唇に柔らかくて暖かいものが触れた。
それは、『この世にこんな優しいキスがあるんだろうか?』と、思うような優しいキスだった。
「俺、どんなネコさんでも好きだよ。外見や中身関係なく俺、ネコさんが好きなんだ。」
衝撃的な言葉のあと、また優しいキスをしてくれた。
私はしばらく、幸せすぎて呆然としてしまい
鍋をショウにフゥフゥしてもらい食べさせてもらった。
32年生きてきて一番幸せな日だった。
「シュウ私ね、体重また5キロ太ったの。性格は悪いし!料理は出来ないし!それに顔も最近シワ出てきたし、胸は大きいけど垂れ気味だし、足は大根みたいだし、髪の毛なんかくせっ毛でもしゃもしゃだし!お腹でて…うっぷ!?」
狂ったように話しだした私を シュウは突然抱きしめた。
あったかい、いい香りがする。
大きなシュウの手の平が私のもしゃもしゃな髪を優しくなでてくれている。
涙がボロボロ出てきた。
「私の…ヒックッいい所って…ヒックッなか゛ったの…わがんなくで…ないんだもん。さがじても…ヒック」
グイッと両手で私の頬を包み、顔を上に上げさせられた。
シュウと目が合う。
涙と鼻水でグシャグシャな私の顔を見られるのが恥ずかしいくて目をギュッと閉じた。
その次の瞬間、唇に柔らかくて暖かいものが触れた。
それは、『この世にこんな優しいキスがあるんだろうか?』と、思うような優しいキスだった。
「俺、どんなネコさんでも好きだよ。外見や中身関係なく俺、ネコさんが好きなんだ。」
衝撃的な言葉のあと、また優しいキスをしてくれた。
私はしばらく、幸せすぎて呆然としてしまい
鍋をショウにフゥフゥしてもらい食べさせてもらった。
32年生きてきて一番幸せな日だった。