堕天使フィソロフィー
『ちょっとミオ何してんの?』
めんどくさいことになりそうだから、電話を取り上げようとしたんだけど
間に合わなかった。
「あーヒカル?俺。施設の時一緒だったミオ」
『もー何やってんだよこの酔っ払い!』
ミオはそしらぬ顔して電話を続けている。
仕方なくまた、ウィスキーを呑み出すと電話を突きつけられた。
何?と表情で聞くと
「ヒカルが変わってだって」
ほら来た…
「もしもし?レイちぇる?ねぇ何でそこにヒカルがいるの?関西の友達に会いに行くって言ってなかった?何で?」
予想通りの質問攻め。急に息が苦しくなって鼓動が早くなる。
『あの…ね、友達にあったんだけど、急にミオに呼ばれてね』
「何で会いに行くの?友達はどうしたの?何でこんな時間にミオの家にいるの?おかしいだろ」
普段は口調の穏やかなヒカルがみるみる変わっていく。
気がついたら涙で頬が濡れていた。
呼吸が、早くなる。
めんどくさいことになりそうだから、電話を取り上げようとしたんだけど
間に合わなかった。
「あーヒカル?俺。施設の時一緒だったミオ」
『もー何やってんだよこの酔っ払い!』
ミオはそしらぬ顔して電話を続けている。
仕方なくまた、ウィスキーを呑み出すと電話を突きつけられた。
何?と表情で聞くと
「ヒカルが変わってだって」
ほら来た…
「もしもし?レイちぇる?ねぇ何でそこにヒカルがいるの?関西の友達に会いに行くって言ってなかった?何で?」
予想通りの質問攻め。急に息が苦しくなって鼓動が早くなる。
『あの…ね、友達にあったんだけど、急にミオに呼ばれてね』
「何で会いに行くの?友達はどうしたの?何でこんな時間にミオの家にいるの?おかしいだろ」
普段は口調の穏やかなヒカルがみるみる変わっていく。
気がついたら涙で頬が濡れていた。
呼吸が、早くなる。