堕天使フィソロフィー
それからも指名されるのは
皆、援交だった。

体を触らせるだけで4万円くれた人もいた。

百貨店に行ったついでに、タイのかを思い出し

換金しに行った。

バーツの安さをその時のあたしは知らなかった。

日本円にしたら、1000円にも満たなかった。

『『騙された…』』

自分の価値を馬鹿にされた気がした。

あたしならもっと稼げると思った。

一回体売ったら何度売っても一緒だ。





そう思った。



学校が終わっては
出会いカフェに通う毎日が続いた。

< 30 / 257 >

この作品をシェア

pagetop