堕天使フィソロフィー
何時ものメンバーがお気に入りのカフェに集まる。

ミナト、つかさ、エリ、あたし。

誰かが仕事(援交)で抜ける時以外は大抵一緒にいた。

みんなあの頃は甘党だったから、ロイヤルミルクティとパイがランチだった。

ミナト「レイあのサイトどう?」

『かなりいいよ。1日2、3本は客入れてるし』
エリ「あたしもやろーっと」

『でもこんなかだったらつかさが一番稼いでるんじゃなーい?』

つかさ「あたし5万くらいふんだくるからねw」

「「『鬼っ!』」」



相変わらず、1日5万くらいあたしは稼いでいた。

CHANELを買いたかったけど、お金の出元を絶対親に怪しまれるからやめた。

コスメのANNA SUIとCHANEL、服にお金は化けた。

それでも常に、3、4万は財布に入っていた。


入ってないと落ち着かなかった。



ある日、つかさと歩いている時だった。

その話を聞かされたのは。




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