シーツの上のブタ。
ダイスケはブタさんを見た。
ブタさんは不思議そうにこちらを見ていた。
「ステンチー、話しの途中悪いけど、ちょっと質問するよ。」
「……質問か?何だ…。」
ステンチーは、足を組んだ。
「……うん。その機械は本当に生き物を別の生き物に変えることができるの?」
「……ああ、そうだ。山田信洋はそれを成し遂げた。」
ステンチーは、ブタさんを見た。
「ねぇ、ダイスケ君。…このブタさぁ、ただのブタじゃないよね?」
ダイスケは驚いた。