シーツの上のブタ。
ダイスケは納得の表情でステンチーを見つめた。
「……だから、直ぐにブタさんが本物のブタじゃない事が判ったんだ!」
ステンチーはブタさんを抱き上げた。
「……結構おもい。なぁ、ダイスケ君はこのブタに出合って何日目だ?」
ダイスケは笑いながら答えた。
「ハハハ、実は今日なんだ!」
ステンチーはブタさんを床に置き、ダイスケの肩に手を添えた。
「ダイスケ君、冗談は良くないな。……本当に今日!?」
ステンチーのマスクが若干だが、ずれた。