シーツの上のブタ。
「なっ!?誰がオネエロングだと!…俺にはミッチー=ドットライドっていう名前があるじゃない!!」
ミッチーは本気で怒り、この場から逃げたした。
ダイスケとステンチーは、ミッチーが持っている特殊加工済の籠目掛けて大きく駆けた。
「待って~!!オネエロング野郎。ブタさんを返せ~!!」
ミッチーはダイスケの家の前に停車させておいたトラックに乗り込み、ブタさんと共に発車してしまった。
ダイスケとステンチーはしばらくの間、家の前で立ち尽くしていた。
「………これで、ステンチーの【目的】とらやは破棄?」
ダイスケはステンチーに聞いた。