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帰り際、かすみちゃんは私の方を困り顔で見てきた。
「椎、それでもあいつのこと、好きなんだよね?」
「うん。私、この気持ちはなくならないと思う。」
私が強くそう言うと、かすみちゃんは笑顔で
「じゃあ、私は応援する。ほんとは反対したいけど。あいつ殺してやりたいから。」
また言った!
そんなカワイイ笑顔で言わないでー!!
「でも、私は椎の気持ちを大事にするよ。」
「……ありがとー!!」
私は、泣きながらかすみちゃんに抱きついた。
かすみちゃんは、「はいはい。」と言いながら、私の頭を撫でてくれた。
私、かすみちゃんが親友で、ほんとよかったよ。
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