ベクトル→
こちらを向いた一夜の顔は史上最高に恐い…。
でも、めげない!!
「私、今回は本気なの!」
「しつこい。」
のわーーーーーー!!!
一言で片付けられたーーー!!
すたすたと歩いて行く一夜。
それを見つめる私。
っていうか、私忘れてたけど、ここ校門じゃーん!
めっちゃ見られてる…。
私は気まずくなって、背中を丸めながら靴箱へ向かった。
靴を履き替えてると、後ろから背中をポンと叩かれた。
「よっ、しーちゃん!」
「なんだ、舜くんか…。」
「なんだよー、つれないなぁ。」
あれ?いつも一緒のかすみちゃんがいない…。
「舜くん、かすみちゃんは?」
「あー、かすみ?寝坊だよ。ほんとあいつバカだよなー。」
ふふっ、そんなこと言いながら、舜くん、超笑顔じゃん。
「なに笑ってんだよー。」
そう言って、舜くんは私の頭をぐしゃぐしゃにした。
「あー!!今日早起きしてセットしたのにぃ!」
「え?しーちゃんが早起きとか珍しいな。雪降るんじゃね?」
「……みんなそれ言うね。どうせ私はいつもパツパツで起きてますよ。」
でも、めげない!!
「私、今回は本気なの!」
「しつこい。」
のわーーーーーー!!!
一言で片付けられたーーー!!
すたすたと歩いて行く一夜。
それを見つめる私。
っていうか、私忘れてたけど、ここ校門じゃーん!
めっちゃ見られてる…。
私は気まずくなって、背中を丸めながら靴箱へ向かった。
靴を履き替えてると、後ろから背中をポンと叩かれた。
「よっ、しーちゃん!」
「なんだ、舜くんか…。」
「なんだよー、つれないなぁ。」
あれ?いつも一緒のかすみちゃんがいない…。
「舜くん、かすみちゃんは?」
「あー、かすみ?寝坊だよ。ほんとあいつバカだよなー。」
ふふっ、そんなこと言いながら、舜くん、超笑顔じゃん。
「なに笑ってんだよー。」
そう言って、舜くんは私の頭をぐしゃぐしゃにした。
「あー!!今日早起きしてセットしたのにぃ!」
「え?しーちゃんが早起きとか珍しいな。雪降るんじゃね?」
「……みんなそれ言うね。どうせ私はいつもパツパツで起きてますよ。」