Sweeeet Voice♥

∼帝.side∼ 俺の過去と悲劇。





うっぜ。なんだよ。


「美琴って子親戚なんだけど
見てきてくれない?」

ってほのかが言ったから


まさかと思って行ってみたら



誰?とか言いだすし。

俺は一目でお前の事分かったっての。


まぁ、俺もあんなことあったし
性格変わったのもしゃあねぇだろ。




ほのかにいつか打ち明けた。




おふくろも親父も表ではいっつも良い人ぶってた


もちろん……美琴にだって………



    __________



「…んやぁ…っ…んん」


知らない女の人の声。



「んぁ…っはぁ…はぁ」


母さんの声。



こんなのは毎日だった。

父さんと母さん。何してんだ?



開けちゃだめって知ってた。


だけど気になって

父さんの部屋を開けてしまった。

< 33 / 44 >

この作品をシェア

pagetop