Sweeeet Voice♥
「そっか!ならいいねんけどな…
でも、もしまたなんかあったら俺らに言いやー?」
そういっておどけてくれる竜斗。
竜斗ってホンっといい人。
こんな人の彼女はホンマ幸せもんやわ(笑)
「ごめんね、心配かけちゃって」
「…。」
「じゃあ、次移動教室だし…
教科書取ってくるね」
「おう!気をつけて行きいや!」
…伊吹が黙ってたのは
ちょっときになったけど、
私は伊吹と竜斗を後にした。
これ以上、一緒に居ると泣いちゃいそうで怖い。
ただでさえもさっきまで泣いてたって言うのに…
でも…
やっぱ信じらんないよ。