幼馴染みの夢
私を泣かすやつは俺がぶっとばす。
ぶっとばしに来るひまなんてどこにも無いじゃん。
そろそろ、幼馴染みは卒業して、ただの隣人になった方が良いのかな。
そう考えると、胸の奥がぎゅって締め付けられたようになる。
『メロン 食べちゃった。最高!
明日は学校行けそうだよ。仕事、頑張って。バイバイ』
バイバイ
濂ちゃん
私は、大丈夫だよ。
濂ちゃんが頑張る姿。
ずっとみてる。
ずっと笑ってみてるよ。
これ以上、濂ちゃんを想わない。
バイバイ
『メロンアイスの会社に就職出来るよう祈っててやるよ。』
『実は、メロンアイスより、桃の方が好きなんだ。しらなかった?ばぁか!』
『桃?嘘つけ!聞いたこと無い!』
言ったこと無いもん。
濂ちゃんが大嫌いな桃。
だから、私も嫌いになったんだから。
メールを見つめながら、メロンはずっと大切にとっておこうと思った。
濂ちゃん
頑張れ
ずっと みてるよ。