最強不良姫 ―黒蝶―
「…良いよ?」
と言って旬を見捨てる潤。
「潤~!!俺を見捨てんなぁ!!」
旬、哀れなり。
「ありがと!!」
とにっこり笑って言う美瑠紅。
…渡していなかったら、
ヤバい事になっていたかも。
そんな事を考えながら、
潤は言った。
「…どうしたの?」
大方、姉貴が怒る代わりに
美瑠紅が怒りに来たんだろう。
「…あ。忘れてた☆」
急にそう言う美瑠紅に、
潤は訳が分からない、
と言った顔をしている。
「潤兄も来て?」
首を傾げて可愛らしく
そう言う美瑠紅。
…一体どうしたのだろうか。
旬はともかく、潤は
怒られるような事はしていない。
そんな潤の表情を読み取ったのか、
美瑠紅は笑った。
「あはは!!違うよ?
確かに旬兄には怒るから
呼びにきたけど、潤兄は
違うコトで呼びに来たの。
あ、でも旬兄もまずは潤兄と
同じコトだよ?
旬兄にはその後怒るの★」
美瑠紅よ。
何故☆が黒い!?
やはり、あれか?
美瑠紅が腹ぐr「ちょっと~、
何言おうとしてんのかなぁ?
作者ぁ~?」
…いえ、何でもありません。
「…何?今日って、
何かあるっけ?」
と潤が聞くと、
「…潤兄、忘れたの?
……あ、そっか。
潤兄はあの時来てなかったもんね。」
1人で納得する美瑠紅に、
「…え、何?」
ともう一度聞く潤。
「今日は“水龍”を潰す日よ。」
その声は、静かな声の筈なのに
やけに部屋に響いた。
「姉貴…!!」
いつから居たのか、
部屋には愛華が居た。
「あら、気付いてなかったのね?
潤や美瑠紅も。」
そう言って口の端を
僅かに上げる愛華。
と言って旬を見捨てる潤。
「潤~!!俺を見捨てんなぁ!!」
旬、哀れなり。
「ありがと!!」
とにっこり笑って言う美瑠紅。
…渡していなかったら、
ヤバい事になっていたかも。
そんな事を考えながら、
潤は言った。
「…どうしたの?」
大方、姉貴が怒る代わりに
美瑠紅が怒りに来たんだろう。
「…あ。忘れてた☆」
急にそう言う美瑠紅に、
潤は訳が分からない、
と言った顔をしている。
「潤兄も来て?」
首を傾げて可愛らしく
そう言う美瑠紅。
…一体どうしたのだろうか。
旬はともかく、潤は
怒られるような事はしていない。
そんな潤の表情を読み取ったのか、
美瑠紅は笑った。
「あはは!!違うよ?
確かに旬兄には怒るから
呼びにきたけど、潤兄は
違うコトで呼びに来たの。
あ、でも旬兄もまずは潤兄と
同じコトだよ?
旬兄にはその後怒るの★」
美瑠紅よ。
何故☆が黒い!?
やはり、あれか?
美瑠紅が腹ぐr「ちょっと~、
何言おうとしてんのかなぁ?
作者ぁ~?」
…いえ、何でもありません。
「…何?今日って、
何かあるっけ?」
と潤が聞くと、
「…潤兄、忘れたの?
……あ、そっか。
潤兄はあの時来てなかったもんね。」
1人で納得する美瑠紅に、
「…え、何?」
ともう一度聞く潤。
「今日は“水龍”を潰す日よ。」
その声は、静かな声の筈なのに
やけに部屋に響いた。
「姉貴…!!」
いつから居たのか、
部屋には愛華が居た。
「あら、気付いてなかったのね?
潤や美瑠紅も。」
そう言って口の端を
僅かに上げる愛華。