最強不良姫 ―黒蝶―
「…そのバカは放って置いて…。
さぁ。殺りましょうか♪」
と舞蝶の皆に満面の笑みで言う美瑠紅。
…勿論、背景は花柄…ではなく、
ドス黒いオーラが充満していた。
「「「「「……」」」」」
皆が冷や汗を掻いていると、
美瑠紅は水龍に向き合った。
「…ホントは、青龍を
殺りたかったんだけどねぇ。
……あんた達で我慢してあげる。
…青龍は、美蝶さんが殺るんだから。」
美瑠紅の唇が弧を描く。
「っんだとぉ…っ!!
この女っ!!」
まだ生きていたらしい、下っ端の中でも
上の方であろう奴が美瑠紅に
突っ込んできた。
「…命知らずね。私が誰か…
ご存知無いの?」
「知ってるさ!!“冷蝶”だろ!!」
そう言いながら、美瑠紅に突っ込む男。
「クス…知っていながら、何故貴方は
私に突っ込んできてるの?
…自分の命、惜しくない訳?
私は、美蝶さんと違って手加減は…
しないよ?
だって…美蝶さんを撃ったんだもの。
貴方の総長は。」
そう言って、男の後ろに素早く周り、
目にも留まらぬ速さで男の首を叩いた。
「…死んでないと良いんだけれど。
ま、本気も出してないけど…ね。」
そう言って口角を上げる美瑠紅。
さぁ。殺りましょうか♪」
と舞蝶の皆に満面の笑みで言う美瑠紅。
…勿論、背景は花柄…ではなく、
ドス黒いオーラが充満していた。
「「「「「……」」」」」
皆が冷や汗を掻いていると、
美瑠紅は水龍に向き合った。
「…ホントは、青龍を
殺りたかったんだけどねぇ。
……あんた達で我慢してあげる。
…青龍は、美蝶さんが殺るんだから。」
美瑠紅の唇が弧を描く。
「っんだとぉ…っ!!
この女っ!!」
まだ生きていたらしい、下っ端の中でも
上の方であろう奴が美瑠紅に
突っ込んできた。
「…命知らずね。私が誰か…
ご存知無いの?」
「知ってるさ!!“冷蝶”だろ!!」
そう言いながら、美瑠紅に突っ込む男。
「クス…知っていながら、何故貴方は
私に突っ込んできてるの?
…自分の命、惜しくない訳?
私は、美蝶さんと違って手加減は…
しないよ?
だって…美蝶さんを撃ったんだもの。
貴方の総長は。」
そう言って、男の後ろに素早く周り、
目にも留まらぬ速さで男の首を叩いた。
「…死んでないと良いんだけれど。
ま、本気も出してないけど…ね。」
そう言って口角を上げる美瑠紅。