最強不良姫 ―黒蝶―
「だっ…大体、美蝶は殺られたんだから、
青龍さんを殺れる訳ないだろっ!!」
そう言う水龍の幹部――斉藤の顔は、
どんどん青ざめていった。
何故なら。
美瑠紅が、殺気を含みながら笑ったからだ。
「プッ…貴方、バカ?
…美蝶さんが、あんなので殺られる訳ないでしょ?
ホント、水龍にはバカが多いわね。」
そう言った美瑠紅の顔には、
挑発の笑みは無かった。
「…さぁ。始めましょうか。
――今宵、貴方達の罪を
裁きます――」
青龍さんを殺れる訳ないだろっ!!」
そう言う水龍の幹部――斉藤の顔は、
どんどん青ざめていった。
何故なら。
美瑠紅が、殺気を含みながら笑ったからだ。
「プッ…貴方、バカ?
…美蝶さんが、あんなので殺られる訳ないでしょ?
ホント、水龍にはバカが多いわね。」
そう言った美瑠紅の顔には、
挑発の笑みは無かった。
「…さぁ。始めましょうか。
――今宵、貴方達の罪を
裁きます――」