会長は劣等生に恋をする!?

「先生!!怪我人です!!」


「ちょ、まじめくん…大袈裟だよー」


「アラアラ珍しい組み合わせ。見せてみなさーい」


足を見せる黄金井。

「アラアラ。良くみるといろんなところが怪我だらけじゃない」


「もーいいようー」

「いいからこっちにきて服を脱ぎなさい」


カーテンのあるベッドにいかせる黄金井。


「あ、二階堂くんも怪我したところ水で洗っておくのよ!!あと…」

「あ、わかります。消毒しときます」


…そういえば………
黄金井軽かったな…

軽々持ちあげれた。


「まあ黄金井は小柄だからな…」



「いたいいたいいたいいたい!!!」

「ほら痣だらけじゃない!!」


ため息つきながら先生がでてきた。


放送の呼び出し音が鳴った。

『斎藤先生、至急職員室へ…』

「アラ〜呼ばれてる」


「あっ先生、後は僕がするのでどうぞ行ってください」

「ありがとね〜」


でていく斎藤先生。


「黄金井くん、はいりますよ」

カーテンを開けた。


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