天空のエトランゼ〜レクイエム編〜(前編)
「フレア!有り難く使わせて貰うぞ!」
俺は、フレアの思いを理解してはいなかった。
ただ感謝だけしかしていなかった。
「戻るぞ!」
炎の羽を広げ、空中へと舞い上がった。
そのまま、月下の下…日本目指して海面上を進んでいった。
「赤星君…」
下から、背中に手を回し、光一にしがみつく女子生徒。勿論、服は着ていない。
「ああっ!」
突然、弓なりに身を反らすと、女子生徒は気を失った。
「やれやれ」
光一は立ち上がると、はだけた衣服を整えた。
「下らん」
西館四階の奥…使われていない教室。そこに並ぶ机の上で、数十人の女子生徒が裸で気を失っていた。
「やはり…人間の男が、女とやりたいと思うのは、単なる性欲だけだな。本能が壊れている癖に、生殖活動だけは盛んとはな。これも、滅びたくない一心かな」
光一はフッと笑い、
「やはり…神である僕が、こんなメスどもと何人やっても感じぬ。だがな!」
先ほど貫いた女の首筋に、手を伸ばした。
「わかったことはある!人間は、僕の餌だ!」
そのまま首を掴むと、片手で女を持ち上げた。
そして、指先を肌に突き刺した瞬間、気を失っていた女が目を覚ました。
「あ、赤星君!?」
「感じるよ!君に入れたときよりも、君の血の方がね!」
光一が指先に、少し力を入れただけで、女子生徒は悲鳴を上げることなく、干涸びて絶命した。
「ククク」
すると、女子生徒の体が発火し、一瞬で燃え尽きた。
「流石によく燃えるな」
光一は笑うと、次々に女子生徒達の首筋に手を差し込んでいった。
(魔力を感じる!)
赤星光一を探していた麗菜は、美奈子の声に廊下を歩く足を止めた。
(微かだが…魔力が上がっていくのを感じる)
「どこですか?」
麗菜は中央館の二階にいた。
(西館の上だ)
「わかりました!」
頷くと、廊下を走り出す麗菜。
(途中、人目がないところを通れ!やつならば、お前がどうこうできる相手ではない)
「わかりました」
麗菜は大きく頷いた。
俺は、フレアの思いを理解してはいなかった。
ただ感謝だけしかしていなかった。
「戻るぞ!」
炎の羽を広げ、空中へと舞い上がった。
そのまま、月下の下…日本目指して海面上を進んでいった。
「赤星君…」
下から、背中に手を回し、光一にしがみつく女子生徒。勿論、服は着ていない。
「ああっ!」
突然、弓なりに身を反らすと、女子生徒は気を失った。
「やれやれ」
光一は立ち上がると、はだけた衣服を整えた。
「下らん」
西館四階の奥…使われていない教室。そこに並ぶ机の上で、数十人の女子生徒が裸で気を失っていた。
「やはり…人間の男が、女とやりたいと思うのは、単なる性欲だけだな。本能が壊れている癖に、生殖活動だけは盛んとはな。これも、滅びたくない一心かな」
光一はフッと笑い、
「やはり…神である僕が、こんなメスどもと何人やっても感じぬ。だがな!」
先ほど貫いた女の首筋に、手を伸ばした。
「わかったことはある!人間は、僕の餌だ!」
そのまま首を掴むと、片手で女を持ち上げた。
そして、指先を肌に突き刺した瞬間、気を失っていた女が目を覚ました。
「あ、赤星君!?」
「感じるよ!君に入れたときよりも、君の血の方がね!」
光一が指先に、少し力を入れただけで、女子生徒は悲鳴を上げることなく、干涸びて絶命した。
「ククク」
すると、女子生徒の体が発火し、一瞬で燃え尽きた。
「流石によく燃えるな」
光一は笑うと、次々に女子生徒達の首筋に手を差し込んでいった。
(魔力を感じる!)
赤星光一を探していた麗菜は、美奈子の声に廊下を歩く足を止めた。
(微かだが…魔力が上がっていくのを感じる)
「どこですか?」
麗菜は中央館の二階にいた。
(西館の上だ)
「わかりました!」
頷くと、廊下を走り出す麗菜。
(途中、人目がないところを通れ!やつならば、お前がどうこうできる相手ではない)
「わかりました」
麗菜は大きく頷いた。