オネェ様(♂)がお好き!?
じゃあ、この家全部アンタのですか……

そりゃまた、凄いですね……


ん?
てー事は??

「1階の喫茶店って……」

「そ♪私のお店よ!!」


やっぱり……


「初めは、大きい家に一人でのんびりと出来て良かったんだけど、だんだん寂しくなってきてねぇ。それで喫茶店を始めたのよ。でも、それでも夜は一人でしょ?美羽ちゃんのお母さんに美羽ちゃんを頼まれた時は、凄く嬉しかったわ!」

と、ニコニコ話す遥さん。

んー……
女言葉だけど、良い人みたいだなぁ。


「えと、私家事とか一切出来ないけど、休日とか喫茶店のお手伝いします。雑用ぐらいは出来ると思うから。だから、これからよろしくお願いします!」

私は出来る限りの笑顔で言った。
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