シロネコの大冒険
フロイトの論。

人の心には「表層意識」の他に「深層
意識」(無意識)がある。

無意識の内容は自力で思い出せないが、
両者の中間に「前意識」があって、
これは思い出せる。

あれ、あれだよ、何だっけ?と考えて
思い出しているのは前意識の内容です。

また、人の自我構造は、「イド」「自我」
「超自我」の3層だといいます。

イドは本能的な部分で「何でも今やろう」
という心。

自我は理性的、社会適応的な部分で
「いや待てよ自分、今はタイミングが
悪いだろう」と考える心。

超自我は良心、道徳的な部分で
「それはやっていい」「それはいけま
せん!」という心。

このように、フロイトは、人の心には
「意識」「前意識」「無意識」という
意識の3層構造と、

それとはちょっと別の角度から見た、
自我の3層構造「イド」「自我」
「超自我」があると考えました。








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