私は彼のもの
そのころ、啓史・・・。



「ちくしょー。小さいときから両思いなのは知ってたけど・・・。」

「なんで?なんで俺は見てくれない?」

何回も何回も、言った。

そんな時


「ピンポーン、ピンポーン」

インターホンが鳴った。

「はい?どちら様?」

ガチャっ
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