また、会おうね。
亜美はバックからファイルを取り出した。
ファイルの中には、綺麗に新聞の切り取りが入っていた。
パラパラパラ――
美「あった。これ見て!」
亜衣と私はファイルを覗き込む。
衣「これ、この家!?」
亜衣が指差す切り取りの真ん中には私達の目の前にある家があった。
美「ここ…。昔無理心中があったのよ……。」
ウソ……。
希「これが原因なの?」
美「私達の前世が……」
―――フッ。
目の前が真っ暗になる。
ん?だれこれ。
目の前にはおばさんがぼんやりと出てくる。高価そうな服を来ている。