I am Revenge oneself~騙す天才~
父は俺が10歳の時に死んだ。10歳の誕生日――――いきなり小学校に電話がきて、病院に駆けつけた。そしたら父の亡骸がそこにはあった。
警察は、優秀な弁護士だった父を憎んだ何者かが殺したのだろうといっていた…
警察なんて結局は手がかりがない事件は、簡単にうちきり、捜査をやめる。
だから、おれはその何者かもわからない敵を父の誇りだった法律で裁いてやる。
罪の重さを分からせてやる。
―――結局、いまの日本は結局は地位がないとなにもできない、頭がよくないと搾取され続ける世界。
だから地位を手にいれるため、俺はいま東北大学法学部に通っている。21歳。
俺には昔から………母さんが命と引き換えに宿してくれた能力がある。
瞬間記憶能力だ。