I am Revenge oneself~騙す天才~
あ、あれ??
いつの間に玄関に。
「明日また来るよ、私これからさ、バイトあるからさ。ごめんね!!」
そう言って手を振る美咲。まあ、安心したんだろ…間に合うことを知ってな、うん。いいことじゃないか。
だが……隊長、任務失敗であります!!
俺は少し寂しげな心を隠して、笑って言った。
「あぁ…いつでも来いよ」
「ありがと!!」
バイトか…高校生なのに、そんなに家が大変なんだな。