I am Revenge oneself~騙す天才~

わからない女



用件を伝え終わって俺は夏美に近づいていって言う。


「場所を移して詳しく話を聞いてもいいかな?」


「えぇ……あ、私の好きな場所でいいかしら?」


「あぁ……危ない店じゃなければ、大歓迎だよ」




―――――――――


俺はそうして夏美の好きな場所に来ているわけだが……


確実にチョイスミスだろ!!


なんでよりによって、静かに話をするのを俺は望んでたのに、こんなクソうるさいラーメン屋で話をしなきゃいけないんだ。

< 39 / 70 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop