I am Revenge oneself~騙す天才~


俺は別に普段人に接するわけじゃない。むしろ、人と必要以上には関わらない。



だけど、俺は泣いてる人には弱いんだ。まるで昔の自分をみているようで……



だから俺は声をかける。



「なんで……泣いてるの??」



少女はまだ泣いたままだ。



俺は悩んだ顔をして、上を向いた。雨が降っている。



俺は傘をさしているが、この女の子は傘をさしていなく、濡れている。
< 4 / 70 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop