I am Revenge oneself~騙す天才~


「あ、もしもし優子さん?」


優子さんと呼ぶ理由。それは本人が叔母さんと言うと切れるからだ。

理由は年取ってるみたいじゃん。という理不尽な理由だ。


「あら、翔太ちゃん。久しぶりねぇ、どうしたの?」



「口座を売って欲しいのと、名簿が欲しい、その名簿はウイルス『Pharming』を付けて、これから取引する詐欺師のとこに送って欲しいから協力よろしくお願いしますね」


俺が考えている秘策を話すと、優子は無言になり、叔父さんと同じようにいきなり笑い出す。


「ひゃははは、また面白いこと考えたわね…久しぶりに電話をよこしたと思ったら」
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