1107
黄色いお姫様
気がつけば、最上階の廊下にいた。
いつの間に、きてしまったのだろう?
そのうえ、用もないのに。
サボってたら、部長と課長に叱られると言うのに。
これじゃあ、後輩たちに示しがつかない。
早く戻ろうとその場を去ろうとした時だった。
「あ、桃井さんだ!」
弾んだようなその声に振り返ると、笑顔が似合うかわいいお姫様がいた。
彼女を色で例えるなら、黄色だ。
明るくて、周りを癒やしてくれるからだ。
「ひまわりちゃん、だったかしら?」
いつの間に、きてしまったのだろう?
そのうえ、用もないのに。
サボってたら、部長と課長に叱られると言うのに。
これじゃあ、後輩たちに示しがつかない。
早く戻ろうとその場を去ろうとした時だった。
「あ、桃井さんだ!」
弾んだようなその声に振り返ると、笑顔が似合うかわいいお姫様がいた。
彼女を色で例えるなら、黄色だ。
明るくて、周りを癒やしてくれるからだ。
「ひまわりちゃん、だったかしら?」