君が笑顔でいてくれるなら*


「先生♪」


先生がきょとんしている


「あれ?聞いてない?今日から入院する患者」


「…あぁ」


分かってないな


「夏木 亜依華」


それを言った瞬間


新先生の顔色が変わる


「じゃあね先生♪大人しくしてるね♪」


私はそれ以上


話したくなかった…。


だって…私は




もうすぐ死ぬから
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