君が笑顔でいてくれるなら*

新side

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今日は休日

夏木 亜衣華に逢わなくてすむ


俺は資料整理を


部屋でしていた


"ピンポーン"


「はーい」


俺は戸を開けた


「新♪来ちゃった」


「明美」


棚田 明美


俺の彼女


「入っていい?」


「はいよ」


俺と明美は同じ病院で働いてる


明美がベッドの上に座る


「また資料整理?」


「あぁ」


「そうえば新しい患者はいったんでしょ?」


「白血病のな」


「そうなんだ」


俺がベランダにでて


煙草を吸い始めた


すると明美が抱きついてきた
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