君が笑顔でいてくれるなら*

亜依華side



私は病室に戻ると


由梨を寝かして


私もベッドに入った


今日楽しかったな


もしかしたら


あたしと先生は


夫婦とかに見えたかな?


私は心の中で笑った


「ごほー…」


息苦しくなった


口に手を当てて


咳を繰り返した


「やばいな…」


「あいねぇ…?」


起きあがると


由梨がこっちを見ていた


「…由梨どうした?」


「あいねぇの隣行きたい」


「おいで」
< 44 / 57 >

この作品をシェア

pagetop