world LOST world
美鈴が品出しに行った。
レジには俺、1人になった。
早く戻って来ないか…
と、思ってしまう俺は
少し女として見てるだけ
って言うのは本当なのだろうか?
自分を疑ってしまう。
正直、自分が一番分からなかったりしている。
「せーやちん、顔エローい! キモーイ!」
横から直輝が、
口を尖らせて言ってきた。
「ずっと美鈴ちゃん見てんね、ストーカーみたいっ」
「うっせ…馬鹿」