”ただ、愛されたかった…”
クリスマスの季節がやってきた。
毎年、沙織やゆかり、優華、圭……。達とクリスマスパーティを開いている。
「瑠理も来るでしょ。クリスマスパーティ。美樹ちゃんも連れといでよ。」
ゆかりが、瑠理に聞いた。今年は、ゆかりの家でやる事に決まっている。
「うん、帰ってから、聞いてみる。彼氏との約束があるかもしれないし。」
「フ~ン、まだ続いてるんだ、美樹ちゃん」
ゆかりは、時々、美樹に対して、棘のある言葉を言う。
ゆかりに言わせれば、美樹に対し瑠理は、甘すぎるらしい…。