異例な彼氏【短編】
私は、
静かに
ゆっくりと目を開ける。

男の姿がなく、
シャワーの音が聞こえてきた。


私は、
布団で前を隠しながら、
ゆっくりと
体を起こした。


刺し込む
窓辺の陽射し。


布団の上に、
綺麗に畳まれた自分の服を見つける。

見事に、
下着まで。


私は、
布団の中の自分が
真っ裸であることを感じていた。


そして、


体の中の異様は無く、

私は、
男が、
自分を抱いていない
のも感じていた。


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