センセイとわたし
安心しきった顔で見つめて笑いあった。

センセイはみんなを集合してこれからの予定について話した。

これから富士山を登ることになった。

「えーここから登るのー」

ちょっとめんどくさそうな顔をした可燐が言った。

「がんばろうよ!」

「みなが頑張るならあたしもがんばんなくっちゃ!」

そういって可燐は気合をいれた姿を見てあたしは笑った。

「ちょなにわらってんの?」

そう話してたときにセンセイが来た。

「中森具合は大丈夫か?」

「大丈夫だよ」

「そうか。ならよかった。それでさー」

「うん?」

「こいつも一緒に行動して」

そこにはなつみの姿がいた。

まさに不機嫌そうな顔をしていた。

「わ、わかった」

「よろしくたのむな」

と言ってセンセイは立ち去った。

「てめぇと一緒にこうどうすんのかよ」

「よろしくお願いします。」

すごい嫌な人と組んだ気がした。

でも可燐は大丈夫大丈夫って言ってくれたような気がした。

「これから登山するからなー。ちゃんとついてこいよー」

登山がはじまった。

中ぐらいに行くと寒さは違った。

「さむーい」

雪も降ってきた。

なつみの顔色がおかしかった。

「櫻井さんどうしたの?」

「何でもねーよ。先行ってていいから」

そう言われたけど、人をおいていく事ができないわたしは
可燐にセンセイを呼んで来てと言って先に行かした。

「櫻井さんここでセンセイ待とうね」

「余計なことしないくていいから」

「櫻井さんどこか痛いの?」

「関係ないでしょ」

そんなこと言われたけどじっと見てた

そしたらなつみがめんどくさそうに話した。

「腹がいたいの」

そんな一言を言われて、バックの中に腹痛用の薬があったのを思い出した。

「あっ櫻井さん腹痛用の薬。あげるっ」

「いらねーよ」

と手を解かれたときうしろに体重がかかった。

「あっ・・・」
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