センセイとわたし
1-4組の担任発表があった。

「1-4組担任市原優斗。」

担任を告げられた時びっくりして口があいた。

だってあのセンセイだもん。

「市原センセイかぁー」

嬉しかった。

嬉しいきもちでいっぱいだった。

教室に入ると女の子がしゃべりかけてきた。

「ねえ」

「うん?」

「名前なんて言うの?」

「中森美那。」

「美那ちゃんね!あたし稲妻可憐。よろしくね」

とても笑顔が可愛らしかった。

「よろしくね!」

「あたしの事は可憐でいいよ」

「うん、うちの事は美那でいいよ」

しゃべりかけてきて嬉しかった。

しゃべりかけるのが苦手だった。

「みなあ」

「うん?」

「今日一緒にかえろっか。」

「うん!」

友達が出来た、とうれしかったその時、罵声を浴びされた。

「うっせーよ。だまってくんない?」

金髪の女の子が話してきた。

「すいません」

とわたしは謝ったけど可憐は違かった。

「話しててもいーじゃん、授業中じゃないし」

「か、可憐」

金髪の女の子が余計に怒り出した。

「あんたさあちょうしこいてんじゃねーよ」

「あんたのほうがでしょ?」

女の子は立ちあがって可憐に飛びかかろうとしていた。

わたしは見てられなくて女の子に言った。

「やめてください、可憐を傷つけようとしないでください」

女の子がわたしをにらんだ。

「あんたさあ関係ないのにつっこまないでくんない?」

女の子がわたしに手をあげてきた。

おもいきり目をつむった。

あれっ?たたかれないの?

見上げるとそこには・・・
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