センセイとわたし
自習の時間になると宿泊学習の説明があった。

「一週間後に宿泊学習だからちゃんとしろよ」

センセイは生徒のみんなに言った。

「んーそれでクラスのリーダーを決めたいと思うんだが
 やりたい人はいるか?」

クラスのリーダー。。。

そしたらセンセイと話せるのかなー。

「やろうかな」

センセイとしゃべるチャンスだもん。。

手をあげようとしたら・・・・

「はい」

えっ?

なつみが手をあげた。

な、なんで?・・・

センセイの事きらいじゃないの?・・・

手をあげずらかったのでなつみがリーダーに決まった。

「じゃあリーダー放課後話しあるからな」

放課後になると帰りに忘れ物があることに気付いた。。

「あっ・・忘れ物した。。可燐先帰っていいよ!」

「いいよ!あたしも行くよ」

可燐と2人で教室に向かった。

教室にはなつみとセンセイが二人なにか話していた。

えっ?でもよく見たらなつみが先生の手触ってる・・・

わたしはそんな2人を見て胸がすごく痛かった。

やばいっ泣きそう・・・

「ちょごめんっ」

「ちょみな!」

走ってトイレに駆け込んだ。

ーーーーードンドンドンーーーー
「みな!どうしたの?」

「うっ・・なんでもない」

やっぱり涙が出てきた。

「みなちょっとあけてよ!」

「やっ、や、やだよ・・・ひっく」

「友ダチでしょ?心配だよ・・・」

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