無愛想な一匹狼?!
『は?』
――プツン…――
あたしの頭の中で何かが切れる音がした。
『あんた何なの?!勝手に保健室入って来て勝手に棚あさって…
あたしが心配してやったのに触んな??ふざけんなよッ!
あんた超ムカつく!でも怪我してんだから手当てさせろよ。ばーか!
怪我人は大人しく言う事聞いてればいいのっ!!』
あたしは鼻息荒くまくし立てた。
「………ツンデレ?(笑)」
『はぁ??』
あたしは怒ってんのに、その男は少し楽しそうに鼻で笑った。