Sweet Life【Sweet Dentist短・中編集】
グラスがシャンパンボトルに触れ、キン!という澄んだ音が部屋に心地良く響く…
それはまるで、静かな水面に落ちた一滴の雨粒が波紋を作るように、静かに心に浸透する澄んだ音で…
夕方からずっとドキドキと鳴り続けていたあたしの心臓は、その音に癒されるようにゆっくりと落ち着きを取り戻し始めた。
意地悪だけど本当は優しいあなたが好き。
子供のように拗ねて、たくさん愛してくれるあなたが好き。
大きく包み込んで、いつだって護ってくれるあなたが大好き。
溢れてくる想いは留まることを知らなくて、枯れることの無い泉のように胸の奥底から絶え間なく生まれてくる。
この気持ちを伝えられるだけの言葉をあたしは知らない。
だけど、それをお菓子に詰め込むことはできるから…。
祈るような気持ちで取り上げたチョコレートを自分の唇ではさむと
彼のそれにそっと重ねた。
それはまるで、静かな水面に落ちた一滴の雨粒が波紋を作るように、静かに心に浸透する澄んだ音で…
夕方からずっとドキドキと鳴り続けていたあたしの心臓は、その音に癒されるようにゆっくりと落ち着きを取り戻し始めた。
意地悪だけど本当は優しいあなたが好き。
子供のように拗ねて、たくさん愛してくれるあなたが好き。
大きく包み込んで、いつだって護ってくれるあなたが大好き。
溢れてくる想いは留まることを知らなくて、枯れることの無い泉のように胸の奥底から絶え間なく生まれてくる。
この気持ちを伝えられるだけの言葉をあたしは知らない。
だけど、それをお菓子に詰め込むことはできるから…。
祈るような気持ちで取り上げたチョコレートを自分の唇ではさむと
彼のそれにそっと重ねた。